減築した建物の中はどうなっているの?


こんにちは、Dr.耐震こと
アサノ大成基礎エンジニアリングのヨッシーです。

9月になりました!
秋ですね!
「春はあけぼの」でしたが、
「秋」はなんでしたっけ?

答えは後ほど!!

さて、前回、
減築耐震の建物を見に行くシリーズ』として、
杉並区の産業商工会館を取り上げました。

減築により耐震化された自治体施設を見に行く!

残念ながら、減築後のオープン前だったので、
前回は、中の様子を見ることが
出来ませんでした。

そこで、今回、改めて、
行ってみることにしました。

前回の失敗を繰り返さないため、
事前に、HPをチェック。

◆杉並区ホームページ(産業商工会館)

おぉ、
早速、写真が減築後のものになっている!
杉並区さん、仕事が早いですね。

で、休館日と利用時間をチェック。
うむ、大丈夫だ。

では、早速、行ってみよう!
何時頃に行きましょうか?

ここで、冒頭のクイズ。

「春はあけぼの」でしたが、
「秋」はなんでしたっけ?
そう、「秋は夕暮れ」です!

なので、夕暮れに、行ってきました!
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って、逆光で暗い・・・・・・。
では、逆側から!!

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まずは、もう一度
外側をチェック。
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スロープとか
1階の外観は、全く変わっていないようです。

柱は切断されており。
鉄板でおおわれているようです。
これは、切断面から、
雨水等が入って、
鉄筋が腐食することを防ぐためでしょうね。

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では、いざ、中へ

受付で
「ちょっと中をみてもいいですか?」
と尋ねると、
「どうぞ、どうぞ」と快いお返事。

一般お方が見ても良い範囲で、
見させていただきました!

さぁ、どうだ!?
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って、あれ?
内装がきれいになったくらいで、
何も変わっていない?

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案内図を見ても、
何も変わっていないようです。

もう一度、受付に行って、
尋ねてみました。
「工事したけど、中は何も変わっていないんですか?」

「はい、2階と3階が無くなっただけで、
中は、何も変わってないんです!」

実は、この中が何も変わらないというのが、
減築の特徴でもあります。

通常の耐震補強では、
ブレースが入ったり、
柱に炭素繊維を巻いたりするので、
通行路が変わったり、
パーテーションを一旦、
取り除いたりしたりとか、
中の状態が変わってしまうのですが、
減築の場合は、
残す部分の状態は、
ほとんど変わらない状態になるので、
一時的な引越しとか、内装のやり直しなどが
あまり発生しないのです。

耐震補強をしても、
耐震性は上がりますが、
元々の建物の寿命は
大きく変わりません。

それなのに、
耐震補強の場合は、
補強工事だけでなく、
内装費用や引越し費用も
掛りますので、
全体の工事費は
大きくなってしまいます。

一方、減築は、
床面積が減ってしまうという
デメリットはもちろんありますが、
将来的に発生する解体を
一部、前倒しで実施している訳ですし、
残す部分は、元のまま使えますので、
レイアウト変更などに伴う費用は
掛りません。

実は、今回の杉並産業商工会館は、
杉並第一小学校の改築に合わせて、
移転・複合化する予定があります(平成33年度予定)。

今すぐ、建替えはできないけど、
後10年ぐらい、耐震性を確保して、
活用していきたい、
そんな建物は、
減築をお考えになっては、
いかがでしょう!

これまでの、減築に関する記事はこちら

週刊ビル経営から減築について取材を受けました♪
減築で6階建てのビルを3階建てにしたら、耐震性はどうなる?
減築により耐震化された消防署を見に行く!
減築により耐震化された駅ビルを見に行く!
事例から見る減築+耐震+リノベーションが今後の主流!?
減築により耐震化された自治体施設を見に行く!

 

以上、今回は

減築した建物の中はどうなっているの?

について、書いてみました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

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それでは~(^_^)/~~

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減築により耐震化された自治体施設を見に行く!


こんにちは、Dr.耐震こと
アサノ大成基礎エンジニアリングのヨッシーです。

8月も後半に入りましたが、
まだまだ残暑が続きそうですね。

さて、今回は、
減築耐震の建物を見に行くシリーズとして、
杉並区の産業商工会館を取り上げます。

実はこの建物、
減築することが決まったのは、
昨年のことで、
このブログで減築のことを取り上げるよう
になってから、工事が実施されたものなのです!

減築される前から、
自分の目で確認できる!
と楽しみにしていた
案件でした♪

まずは、案件の内容を、
入札情報で確認。

◆発注者    : 東京都杉並区
◆入札日    : 2015/12/25
◆工事件名   : 産業商工会館耐震改修減築建築工事
◆工事場所   : 東京都杉並区阿佐谷南3-2-19
◆落札者    : 目時工務店
◆落札金額   : 1億3750万円
◆予定価格   : 1億3799万円
◆調査基準価格 : 1億2327.7万円
◆工事概要
現況建物:RC造地下2階地上3階建て、
敷地866・51㎡、建築433・25㎡、
延べ1827・24㎡(減築後は1070・44㎡)。
地上2階(階段室・便所除く)・3階部分を解体(減築)し
地下2階地上1階建てした後に内外装・屋上防水等。
減築(床板撤去、道路カッター切断)1364m、
同(梁・柱・壁、ワイヤソー切断)422㎡、
屋上防水573㎡、内外装材撤去・耐震補強(壁新設、スリット)・
内外装改修・撤去処分・その他各一式
◆工期 : 平成28年8月12日

地上3階建ての建物を、
地上1階建てに減築する工事ですね。

減築解体の方法は、
カッターで切断しながら、
減築していく方法のようです。

次に減築前の状態を見に行きました。

■減築前の写真
減築_杉並区産業商工会館_01

1月に行ったので、
雪が少し残っていますね。

まだ工事は始まっていなかったのですが、
入口は閉鎖されており、
残念ながら、中の様子は、
見ることができませんでした。
減築_杉並区産業商工会館_02

工事中にも、見に行ったのですが、
ガードマンの方に、写真を撮っても良いか、
尋ねたところ、「できれば、遠慮して欲しい」と
言われてしまいました。

路上からなら撮ることは可能なのですが、
現場管理をしている方の
気持ちも良く分かるので、
今回は、工事中の写真は撮りませんでした。

なので、工事の状況を文章で
お伝えします。

まず、建物全体は、
解体工事で良く使われている
パネルで覆います。

建物手前の
駐車場だった場所のうち、
郵便ポスト側の方に、
クレーン車を設置し、
カッターで切断した
コンクリート塊を
駐車場部分に降ろします。

駐車場部分には、
重機がいて、
そこで、コンクリート塊を
小割りにし、
鉄筋とコンクリートガラを分別して、
ダンプで搬出していました。

スペースが限られており、
前面道路の幅員も大きくない中で、
工夫しながら工事をしていました。

そんなこんなで、
工事が終わったと思われる
8月中頃に、見に行ってきました!

■減築後の写真
減築_杉並区産業商工会館_03

どうです!
すっきりしましたね!

ちょっと並べてみましょう。

減築_杉並区産業商工会館_04

空が広くなって、
いい感じです。

正面から見ると、
こんな感じです。

減築_杉並区産業商工会館_05

減築_杉並区産業商工会館_06スロープや入口は、
ほとんど変わっていないようですね。

では、さっそく中へ!

・・・って、ん?!
減築_杉並区産業商工会館_07

がーん。

再開は9月1日からでしたか。
事前調査が甘かった。。。

では、続きは、
次回、お伝えしますね!

以上、今回は
減築により耐震化された自治体施設を見に行く!
について、書いてみました。

減築の記事
週刊ビル経営から減築について取材を受けました♪
減築で6階建てのビルを3階建てにしたら、耐震性はどうなる?
減築により耐震化された消防署を見に行く!
減築により耐震化された駅ビルを見に行く!
事例から見る減築+耐震+リノベーションが今後の主流!?

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週刊ビル経営から減築について取材を受けました♪


熊本地震から1ヶ月が経ちましたが、
復旧には、まだ時間がかかりそうです。
被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地の皆様が一日でも早く平常の生活に戻れますよう、
祈念いたします。

さて、先日、当社は週刊ビル経営から、
減築について、取材を受けました。
IMG_2053

週刊ビル経営」は、
不動産市況から経営ノウハウまで一挙公開する、
ビル経営者および不動産関係者のための業界専門紙で、
発行部数は63,000部、毎週月曜日に発売されています。

ことの発端は、
週刊ビル経営」の編集部の記者様より、
当社にお電話いただいたのですが、
その際、
「教えて!耐震ラボ」で減築について拝見したので、
お話しを伺いたい、とのこと。

いやぁ、うれしいですね♪
ブログを書いていても、
正直、誰が読んでくれているのかなぁ、
なんて、思っていたのですが、
業界専門誌の記者様に
読んでいただいていたとは!
しかも、取材依頼まで。

もちろん、取材をお引き受けしました。

そして、5月16日(月)に
記事として掲載されました!
■ 週刊ビル経営( 2016 年 5月 16 日号 8面掲載)
<耐震化手法のひとつして減築>アサノ大成基礎エンジニリグ植松 工

取材を受けたのは、
当社の建築ソリューション事業部の
担当部長である植松です。

植松の記事の内容を、以下にご紹介します。

———————————————-

減築は耐震の手法のひとつですが、
民間においてはまだ広まっておりません。

学校などの公共建築においては、
少子化などの影響もあり元の規模では
余剰スペースが出てしまうことから
採用事例が増えています。

しかし民間においては、
耐震全般に言えることですが、
コストに目が行きやすく、
貸室面積の減少につながる減築には
踏み出しにくいのではないかと思います。

ただ、減築は場合によっては
経営的にも効果的な耐震化手法でもあります。

たとえば、これまで事務所ビルとして運営してきたが、
建物の老朽化や稼働率の低下により
利回りが低下してしまった場合です。

このとき、オーナーは建替えや解体を検討しますが、
これも莫大なコストがかかるものです。

そのとき、減築は耐震性能を上げるとともに、
将来的に建替え・解体に向けて
一部を先に取り壊すと考えることができます。

当社では建物の状態とオーナーの意向を
総合して耐震化の手法を提案しておりますが、
近い将来に建替え・解体を考えているオーナーに
減築を提案すると非常に興味を示されます。

ビルが老朽化していくなかで、
オーナーも決断の時が迫られるかと思います。

「あと20年はもたないけれども、
あと10年はもたせたい」と考えているオーナーの方には
減築を含めてご検討いただければと思います。

———————————————-

以上、今回は、
週刊ビル経営」に掲載された、
当社の減築の記事
について、書いてみました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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