再生可能エネルギー

「土・水・建物」で培った技術を自然エネルギー分野に展開

再生可能エネルギーとは永続的に利用できる自然由来の太陽光、風力、地熱、水力、バイオマス等のエネルギー源を指し、CO2排出量が極めて少なく地球環境に優しいという特徴があります。

当社では、長年培ってきた地下深部岩盤の調査技術や掘削技術をもとに、小規模な地熱発電と小水力発電に注目して再生可能エネルギー分野への事業展開を進めています。これらの自然エネルギーを利用した発電事業や開発に関わるコンサルティングを通じて、人々の安心・安全や地域創生の一助となるよう取り組んでいきます。

サービス・事例

1. 地熱発電

地熱発電とは、地下深部の地熱をエネルギー源とし、地熱により生成された高温の水蒸気で発電機に連結した蒸気タービンを回すことで電力を発生させます。地熱は火山国特有のエネルギー源であり、日本においては特に東北地方や九州地方で潜在的なポテンシャルが高いことが知られています。また、太陽光発電や風力発電などに比べ、天候や季節、昼夜に影響することなく安定的に発電できることが特徴です。
当社は、九州地区で事業者として地熱バイナリー発電所を運営するほか、お客様の要望を踏まて計画立案、調査・設計、施工、維持管理までをワンストップで行うEPC事業を進めています。

  • 表層土壌調査

    大分県玖珠郡九重町での地熱井噴気試験

  • 地熱貯留層探査結果

    地熱貯留層探査結果

2. 小水力発電

小水力発電とは、河川の水をダムで堰き止めて貯水・調整するのではなく、一般河川、農業用水、砂防ダム、上水道などに流れる水のエネルギーをそのまま利用する比較的小規模な水力発電の総称です。

様々な場所において、小規模の流量・段差を活用し、簡単に発電を行うことが可能で、他の再生可能エネルギーと比較しても、小水力発電は天候(日照時間、風速)に左右されにくく、発電効率が高いという特徴があります。
当社では、会津地方特有の豊富な水を活用した再生可能エネルギー事業の促進により、灌漑事業ならびに地域の活性化の促進に寄与していきたいと考えています。

  • 農業用水を小水力に活用

    農業用水を小水力に活用

3. 地中熱・地下水熱利用

地中熱・地下水熱利用とは、年間を通じてほぼ一定の温度を有する地盤や地下水を熱源にヒートポンプを組み合わせることで、エネルギー効率の高い空調システムを実現します。
天候や昼夜を問わず、どの地域でも利用が可能で、電気代やCO2の削減に貢献します。
当社では、地中熱・地下水熱ヒートポンプシステムの導入(設計~施工,アフターサービスまで)の他、地盤や地下水に精通した技術により効率的なシステム導入のご提案をいたします。

  • 地中熱ヒートポンプシステム概略図

    地中熱ヒートポンプシステム概略図

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