みなさま、初めまして。
アサノ大成基礎エンジニアリング MIKIです。
突然ですが、みなさん図面をご覧になったことはありますか?
図面ってわかりやすく作っているんだろうけど、
わかりにくいと思ったことありませんか?
特に展開図ときたら、
イメージがしにくいことこの上ない・・・。
私は建設業界に足を突っ込んである程度経ちますが、
図面(地図?)があったとしても持ち前の
方向音痴を最高のポテンシャルで発揮し、
よく迷子になります(>_<)
原因はきっと線だけで表現する
図面の情報量の少なさだと、
信じています。
そう、私が迷子になるのは図面のせいなんですよ
(勝手に図面のせいにしていますが・・・)!!
そんな私にぴったりな、
写真での展開図作成技術を紹介します。
写真は良いですよ、
様々な付帯設備も映り込んでいるし、
色情報もありますから。
自分がどこの何を見ているのか
一目瞭然ですね!
前々回、このブログで紹介した
「トンネル検査システム」ですが、
これはラインカメラを用いて、
写真での展開図を作成することができるシステムです。
今までは鉄道トンネルに特化していましたが、
この度、ついに道路トンネルにも
対応できるよう改良してみました(^^)/
そして早速実地検証。
うん、なかなか上手くできたと思います。
計測状況① 計測状況②
今回の対象は道路ということで、
道路使用許可を申請し片側通行規制を行いました。
2車線以上であっても、
分割撮影した写真を合成し
1枚の画像展開図として作成できます。
このシステムで使用するラインカメラは高精度であり、
ズームしてもほとんど画像がぼやけませんし、
時速20kmまで対応していますので、
長いトンネルでもあっという間に撮り終わります。
点検作業がこれのおかげでかなり効率が上がりました。
便利な世の中になりましたね。
只今、トンネル管理者様とも共同で
画像解析をしていますので、
機会があれば、またブログでお見せできればと思います。
今回、道路仕様へ改良するにあたり、
技術研究所の開発チームも協力してくれました。
やっぱり適材適所は大事ですね。
私は口だけ出して見てるだけでしたし、
ほんとに感謝しております。
MIKIが所属するインフラ保全事業部では、
構造物の維持管理が得意分野です。
このように最先端の技術を率先して取り入れるとともに、
持ち前のデータ解析の技術で、
高精度・高品質にて結果をご提供いたします。
鉄道、車と対応させてきたが、
次は洞道や暗渠など小径トンネルにも対応させ、
より適用範囲を拡大させていきますので、
ご期待ください。
初めての投稿でしたが、
いかがでしたでしょうか。
今後もインフラ保全関連のお役立ち情報や
新機材導入後は投稿させていただきますので、
よろしくお願いいたします。
以上、MIKIでした。(@^^)/~~~
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