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鉄道の"いつも"をインフラメンテナンスで支える

みなさま、初めまして。

アサノ大成基礎エンジニアリングで、こよなく鉄道を愛し、
日々、鉄道の"いつも"を陰で支えているTANAです。

普段、何気なく利用している鉄道ですが、
毎日同じ時間に電車が走っていることは不思議ではありませんか。
皆さんがお使いの車や家もメンテナンスをしなければ壊れてしまいます。
鉄道も同じで毎日メンテナンスが必要です。

さて、鉄道の軌道周りや、
多くの方が利用される駅などのメンテナンスは、
いつやっているのでしょうか?

それは、終電から初電までの間でやっているのです。

終電から初電までは、
だいたい3時間~4時間くらいですから、
その間に全ての作業を終わらせなければなりません。
終わらないと電車が止まってしまいます。

よく、供用中の駅の工事期間が途方もなく長い事がありますが、
この限られた時間内で工事を行うためです。
長きに渡って続く工事の例えとして、
「サグラダ・ファミリア※1」とか呼ばれたりもしていますが、
鉄道の"いつも"を支えるという点で非常に重要なのです。

閑話休題、限られた時間のなかで作業を行うには、
いかに効率的に作業を行うかが要求されます。

そこで、TANAが所属するインフラ保全事業部では、
トンネル検査システム」を導入しました。

トンネル検査システム写真 - コピー.png     鉄道単線トンネルでの測定概念図 - コピー.png
   トンネル検査システム写真           鉄道単線トンネルでの測定概念図

本システムは、トンネル壁面の検査を
これまでの人手による目視点検から、
全断面画像を撮影することにより
現地作業の省力化と迅速化を実現したものです。

更に、画像データを取得することにより、
その後の解析の高度化や、
経時変化などの見える化が可能となります。

この点検技術は、更に機動力を研ぎ澄まして、
道路トンネルなどにも広く適用していきますので、ご期待ください。

初めての投稿でしたが、いかがでしたでしょうか。

これからも、時折、インフラ保全関連の
お役立ち情報を投稿させていただきますので、
よろしくお願いします。

以上、TANAでした。

※1 サグラダ・ファミリア
スペインのバルセロナにある建築家アントニオ・ガウディ設計のキリスト教聖堂。
19世紀末より建築が始まっており、2020年代の完成を目指している。

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