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省エネルギーが必須なベトナム

みなさん、お元気でしょうか。
ベトナム・ホーチミン駐在員のKATSUです。

さて日本では記録的な猛暑が続いているとのこと、
熱中症には十分、気をつけてください。

当地ベトナムも現在は夏にあたり、北部では6月中、
電力不足による停電が頻発しました。

ニュースサイトのタイトルを列挙します。
 ● ベトナム電力公社、北部地域の企業3700社超と節電で合意(5月19日)
 ● ハノイの酷暑と電力不足、住民や企業を苦しませる(6月6日)
 ● 35℃以下では冷房禁止、ベトナム電力公社が節電率先(6月8日)
 ● 水力発電所11カ所で貯水ダムが干上がり、北部の電力不足が深刻化(6月9日)
 ● ベトナム北部の電力不足、企業の深刻な状況に追い打ち(6月13日)
 ● 北部の複数の水力発電所が水量不足(6月14日)
 ● 北部の絶望的な電力不足、様々な原因と実態(6月15日)

渇水ダムイメージ.jpg
     (イメージ:渇水ダム)

3番目の「35℃以下は冷房禁止」は、過酷ですよね。
35℃でも十分暑いと思いますが、
北部では最高気温が40℃を超える日も珍しくなく、
無茶を言っている訳ではないようです。

そもそも停電となれば、冷房も止まってしまうわけで、
35℃でも我慢すべきということなのでしょう。

また、北部の停電は突発的に起こることもあり、
工場の設備にダメージを受けたり、
市内ではエレベータに閉じ込められるなど、
相当に大変だったようです。

結局、7月中旬に水力発電所の貯水ダム水量が
降雨により回復して停電はなくなったとのこと。

幸い、ホーチミンのある南部は、
北部のように停電はありませんでしたが、
将来的に電力不足が危惧されており、
明日は我が身だと感じています。

ベトナムの電力事情
それでは、ベトナムの電力事情をみてみましょう。

発生源別エネルギー消費量.png
      発生源別エネルギー消費量
出典)bp Statistical Review of World Energy 2022 | 71st editionをもとにATK作成

直近の2020年と2021年は、
コロナ渦の影響で停滞しているものの、
それ以降回復してさらにエネルギー消費量は
増加すると想定されます。

特にベトナムは原子力発電所を持たず、
化石燃料に大きく依存しており
温室効果ガスの排出も問題となっています。

ATKの省エネ技術
そこでATKベトナム事務所では、
工場等の「廃水熱回収」と国内でも実績のある
「地中熱利用」による省エネルギー技術を
普及展開すべく活動を行っています。

廃水熱回収および地中熱利用システム.png
    廃水熱回収および地中熱利用システム

これまでアジア開発銀行(ADB)
日本の経済産業省からの資金を受けて、
事前調査と小規模な実証試験を実施してきました。

そして今年は、
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より採択を受け、
本格的な実証事業を行います。

その後は、事業化により省エネシステムの普及を促進し、
ベトナムの電力不足解消と温室効果ガス排出削減に貢献していく所存です。

それでは、皆さんまたの機会に!
KATSUでした!

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