みなさん、こんにちは。ベトナム・ホーチミン駐在員のTATSUです。

さて、たびたび状況をお伝えしております、ベトナムの都市鉄道ですが、我らがホーチミンメトロ１号線は残念ながら未だ開業しておりません。

2021年2月時点で、その年の12月開業予定でしたが、延期に延期を重ねて今年7月の開業予定となっています。

なお現在、全区間の試運転も実施中であり、いよいよ開業するであろうとみられています。

【関連投稿】
「どこが最初に開業するか？ベトナムの都市鉄道」（2021年2月19日）
「ハノイメトロ2A号線に乗ってみた」（2022年3月3日）　

私も車両が走っているところを見ることが出来ました（2月5日筆者撮影）

ベトナム国内のライバルともいえるハノイ3号線は、今のところ4月開業ということでわずかに先を越されてしまいますが、いずれもおめでたいことですので良しとしましょう。

どちらも開業後は、レポートしますのでお楽しみに。

始発駅（地下鉄部）であるベンタイン駅入口は、シャッターを開けるだけの状態（2月5日筆者撮影）

さて、そんな開業を間近に控えたホーチミンメトロ１号線。我々は、その運営会社に昨年末訪問いたしました。

目的は半分教育、半分営業で、弊社の技師長の小西が「鉄道構造物および駅建物のメンテナンス」の講義を行いました。

講義の様子

小西は、鉄道総研や東京メトロでの勤務経験があり、現在は早稲田大学の非常勤講師も務めるなど、まさに「先生」なのです。今回は私も知らなかったトンネルなどの鉄道構造物のメンテナンス方法と重要性の講義であり、大変勉強になりました。

　また、運営会社でも開業後のメンテナンスについては、いろいろと考えており技術的な議論が出来たことが良かったと思います。

講義後の記念撮影

ホーチミン市都市鉄道１号線運営会社とは、今後も情報交換をしながら良好な関係を保ち、将来、同線のメンテナンスに弊社が貢献できるよう働きかけていく所存です。

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