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災害と防災用井戸


こんにちは!\(^o^)/

今年の春は近年では珍しい涼しさですね。

"中年のアイドル" 井戸おやじこと、
アサノ大成基礎エンジニアリング
杉山明です。

毎度、井戸おやじのブログをご覧いただき、
ありがとうございます<(_ _*)>

前回は、「土壌汚染の今」という題材で
お話させて頂きました。

放っておくと大きな問題になりかねない
土壌汚染・地下水汚染の監視と対策
にも井戸を用いるというお話でした。

さて、第9回の今回は
災害と防災用井戸
について、見ていきましょう。

まず、東日本大震災を受けて井戸がどの
程度被害を被ったかご説明します。

津波・土砂崩れ・振動によるポンプの脱落や、
腐食したケーシング管(掘削穴を井戸として
使用するための管)の挫屈により
井戸が使えなくなったものもありました。

しかしほとんどの深井戸は、電源さえあれば、
多少の濁水等はあったものの、通常どおり
使用出来たのが現状です。

これは、深井戸の場合、地盤と一緒に井戸管
(ケーシング管)が揺れた為、多少の濁水
程度で済んだと推測できます。

このことにより、深井戸地震に強い事がわります。

今後、各地において同様の災害が懸念される
昨今ではありますが、防災用品の備えは
進んでいますか?

企業単位では食糧・飲用水の備蓄等対策
がとられております。しかし雑用水・
工業用水(製造用水)はどうでしょう。

東日本大震災においても、井戸を所有している、
もしくは地下水の飲用化設備を所有している
個人・施設・企業は、ほとんどのケースで
断水の影響を受けませんでした。

病院・老健施設・工場等はもちろんの事、
公共性の高い施設、避難所に指定
されている施設には、が非常
に大事になってきます。

自家発電設備、小型発電機・手動ポンプでの
地下水の汲み上げは、トイレの洗浄水・
洗濯水・風呂水に使えます。

さらにろ過設備を備えれば飲用水としても
地下水は利用できます。


地盤
の沈下等を防ぐ目的で首都圏を中心に、
井戸による地下水取水規制条例が施行
されております。

しかし災害用に特定した井戸に関しては、
各自治体共に条例の適用外としており、
災害用井戸の需要が多くなって
いるのです。

東京都23区内においても、一部を除き
ほぼ各区での防災井戸の施工・計画
が進んでいます。

災害時避難指定施設への、災害用井戸
設置は急務なのです。

また、マンション、住宅地の集会所等でも、
災害用の井戸の計画が随分進んでいます。
大震災の備えとして、災害用井戸
検討されてはいかがですか?

水道が断水しても、公共の電気が無くても
地下水はいろいろな用途に使えます。

井戸掘削、さく井工事の詳細はコチラ!

さて、今回の井戸おやじブログはここまでです。
おやじなりに簡潔にまとめたつもり
だったのですが、、、

やっぱり井戸のことになってしまう
と熱くなってしまいます!

いつも熱いおやじの長い文章を
お読み頂き本当にありがとう
ございます。

もしよろしければ、コメントや
twitterでのツブやきも
お待ちしております。

次回は「土壌汚染対策も井戸で
についてお話致します!

お楽しみに~(* ̄▽ ̄)ノ~~

2021年10月

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