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井戸の掃除・洗浄・維持管理について

こんにちは!

井戸おやじこと、アサノ大成基礎エンジニアリングの杉山明です。

札幌では恒例の雪祭りが
2/5(金)~2/11(木)開催されます。
開催日前々日の雪像作り風景です。
すでに外国人観光客の方が多数来場されています。

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【大雪像】進撃の巨人、サッポロ襲来

雪まつりも良いのですが、
おやじと言えばススキノ!
ススキノは北関東以北で最大の歓楽街。
お店が約4,100店密集し、
従業員総数約1.8万人、
一夜の客数は2万人を超え、
一晩で2億円が消費されるといわれています。
(管轄する中央警察署HPによる)

トホホ○×▲・・・
おやじもずいぶん散財した??
皆様もお気お付け召されませ!!

とは言え、ススキノのお姉様方によると、
一般世間と同様にニッパチ(2月・8月)は
お店が暇なようで、ぜひお越しいただきたい・・
サービスしますよ!とのことです。

散財と言えば、
水道代よりもお得ということで、
井戸水に切り替えた方もせっかく掘った井戸を
メンテナンスしておかないと損な場合もあります
のでお気を付け下さい。

今回の話題はブログでもお問い合わせの多い、
井戸の維持管理について再度編集し直して
ご紹介いたします。

利用中の井戸を管理するに当たっては、
その井戸の現在の能力を知っておく事が肝要です。
井戸の能力を知るには、
次の3項目を確認すると良いでしょう。
(雑用水だけの利用なら①と②の2項目)

①揚水量
流量計または三角堰等により、常時の揚水量を
測ります。
(詳細な揚水能力を知るには揚水試験が一番ですが、
大掛かりになるので、ここでは触れません。)

②井戸内の地下水位
自然水位および動水位(ポンプ運転中の水位)を
測ります。
(自然水位はポンプ停止後、数時間経過しなければ
安定しないので、「停止後3時間で測定」など
適宜その井戸の運転状況に合わせて調整します。
一定時間の休みでどれだけ水位が回復するかを
確認しましょう。)

③水質
 飲用で利用している場合は、定期的に水質検査を
実施しましょう。
(検査の種類や検査頻度は、厚労省や各自治体のHP
の水道、井戸または環境に関するページに記載が
あるのでそちらをご覧ください。)
定期の水質検査以外に常時の水質監視として、
電気伝導度計による簡易検査をお勧めします。



それは、電気伝導度と水に溶存する物質の量には
比例関係があるので、定期的に電気伝導度を測定
していれば、いままでの測定値と大きく離れた値が
みられた時には水質が変化したと想定できるからです。
(その時には水質検査をお勧めします。)

上記の3点を定期的にチェックし、記録を取っていると
井戸水が突然出なくなって困った。
という事態にはならないと思います。
(もちろん、機械的故障が発生してポンプが停止する
ことは除きます。)

そのほか、定期的に実施して欲しい井戸管理として、
5年間隔程度で井戸内部を清掃・浚渫することを
お勧めします。
(工場等で大量に使用している場合は、3年間隔程度。)

清掃方法で最も利用される工法は、
ブラッシングスワービングの併用です。

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【ブラッシング】

ブラッシングは、読んで字のごとく
井戸内部をブラシで磨く方法です。
最近は見ないですが、煙突掃除の要領です。
(イメージできない方は、名画「メリーポピンズ」
をご覧ください。)

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【スワービング】

スワービングは、注射器(井側管)のプランジャー
(スワーブ玉:写真の青い鉄管の先端につく円盤)を
引き抜くことで一時的に井戸内を負圧にして、
地下水を強引に誘導する方法です。

浚渫方法は、井底に溜まった泥や砂を空気の泡とともに
地下水ごと吸い上げるエアーリフト工法とベーラー
という下端に弁が着いた円筒を上げ下げすること
でベーラー内部に泥や砂を取り込む方法が
ポピュラーと言えるでしょう。

このような清掃・浚渫を定期的に実施することで
井戸本体の能力を長持ちさせることが期待できます。

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【ベーラーによる泥、砂の除去】

これらを施工するには、井内のポンプを一時的に
抜きますので、その時にポンプの点検もしましょう。
(このような井戸清掃と浚渫は、
主に100㎜以上の口径の井戸に施工しています。)

世の中にはメンテナンスフリーの製品もありますが、
できればメンテした方が長持ちするケースが多い
と思われます。

車の日常点検と同じで、以上を参考に、
せめて点検だけでもやっておいていただければ
と思います。

これまでにお伺いした井戸施設の中には、
掘ってから20年以上放置された
可哀そうな井戸もあり、
すでに手の施しようがない状態
のものもありました。

どうも多くの井戸は、おやじと同じように
日蔭ものの?境遇に置かれているようです。

・・・井戸にも愛の手を・・・???

今回もお読みいただきありがとうございました。

By井戸おやじとその愉快な仲間達でした。

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