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温泉開発のポイントは・・・


こんにちは!(^_-)

"井戸おやじ"こと、アサノ大成基礎
ンジニアリング
の杉山明です。

今回は温泉開発についてお話ししたいと思
います!(^^)!

自身で携わった温泉の開発は、

事前の調査・探査も含めると、北海道から
沖縄までのほぼ国内の全域に及び、
海外では韓国でも調査に携わりました。

この経験から言うと、やはり日本人ほど
温泉の好きな国民は他に
いないのかな?と感じます。

もちろん世界中を見てきたわけではありません
が・・・。
歴史があるというか、日本人は古事記や
万葉集の時代から温泉に親しんでいる
せいだと思います。

子供の頃は、経歴でも話しましたように、
伊豆半島のつけ根、万葉集で歌われた
湯河原町で育ちましたから、温泉には
縁があったのでしょうか(?_?)

お隣の韓国の銭湯では、
浴槽よりも洗い場やサウナが広く、洗い場にじか
に寝そべっている人が多かったので、ちょっとひ
いてしまう違和感はありましたが、どこでも
裸の付き合いはいいもんですね(o^∇^o)ノ

話がそれましたが・・・、
温泉開発の目的は、当たり前ですが、浴用目的
ほとんどで、農業用のハウス熱利用
わずかですがありました。

最近ではCO2削減のため排湯熱の利用も行わ
れるようになりました。

供給される温浴施設は、スーパー銭湯、スキー場
、リゾート施設、病院などです。

"温泉とはなにか"については、
温泉の定義が温泉法に示されて
いますが、

地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他
のガス(ただし、炭化水素を主成分とする天然
スを除く)で、

温泉源から採取されるときの温度が摂氏25℃以

または指定された特定の物質(19物質)の
ち、いずれか一つを有するものとされています。

したがって、25℃以上であれば、成分はなくと
も温泉となります。

逆に温度はなくとも特定の物質がある濃度
上、含まれていれば温泉です。

一般的には温度の低い温泉は
冷鉱泉と呼ばれます。

なぜ25℃なのか?については、
いろいろ説があるようですが、

S23年に公布された当時の日本国内の土地
の年平均気温よりも高いこととして、国内南
方地域の上限を25℃と決めたというふう
に聞いたことがあります。

私が1974年に入社した頃は、温泉掘削がま
だ珍しく、深度もやっと500mを超えはじめ、
1,000mに達するものが増えてきた頃でした。

新入社員で、100mの水井戸掘削現場も不
慣れな時ですから、当時の温泉掘削
現場はかなり緊張の連続でした(^^;;

その後、1980年代に入り、北海道勤務の頃
はバブル景気とも重なり、深度1,000mの
ものが普通となり、深度1,500mを
超えるものも多くなってきました。

バブル崩壊後も、掘削数はかなり減ったもの
の、リーマンショックを経ても、
温泉掘削のニーズは
続いています。

これまでの経験から言えば、

温泉開発成功のポイントは、掘削場所の
地下深部での水
の流れ(移動)を
どのようにイメージできるか、


また、その確認をどのようにできるかだった

ように思います。

もちろん、今もって完璧な解明はできていま
せんが、二つ以上の狙いをつけて、
A案がまちがっても、B案でバックアップできる
方策を講じて探査も掘削も取り組んでいます。

温泉の三要素は、水、熱、溶存成分です。

掘削深度を深くすることにより
溶存成分も深くなればそれなりに
岩石中から溶出するので
問題はになります。


温泉水の起源は

90%以上天水(雨水)起源であることが分
かっていますから、

容れものとなっている地質構造を明らかにし、
天水が地下に浸透してから、どのように
流動・貯留をしているか、という
地下水流動の形を推測して
いくことがポイントです。

ちょっとイメージしずらいかも知れませんが、
お風呂の中のお湯の対流のイメージが近い
かも知れません。

地下に浸透した水の流れは、地形(山や谷)
に起因しており基本的に高きから低きへ
と流れ、やがて再び上昇して地表に、
流出する循環水と考えられています。

この循環水は広い流域ほどより深くまで循環し、
狭い流域では浅い循環になります。

専門的には三つの流動系、局地流動系
中間流動系広域流動系に分類され、
大深度の温泉は中間及び
広域流動系に相当します。

循環速度は、一般的に浅いものほど早く、深い
ものほど遅くなります。

また、容れものである地質は、
岩と土砂に大別されます。

土砂では水は浸透しますが、岩では浸透せず、
割れ目があってはじめて割れ目を
通じた浸透が可能となります。

このことから、
土砂に貯留する温泉のタイプを孔質型(層状)温泉

・岩の割れ目に貯留する温泉を裂か型(割れ目型)温泉
として分けています。

多孔質型温泉は日本の海岸平野などの土砂の
厚い地域の比較的、大都市に多く存在します。

裂か型温泉は山地部で断層や割れ目の
発達した地域に存在します。

また、平野の深いところでは、多孔質と裂かの
混合型が存在します。

温泉が出る出ないのリスクは多孔質型では
少なく、よく調べればほぼ成功します。

裂か型では失敗も多くみられ、成功率は
3割と言う人もいます。

話がやや難しくなってきたかも知れませんが、
以上のような知識を基に掘削場所にあった
調査・探査を立案・実施し、掘削地点の
選定とボーリング深度を決定しています。

また、温泉開発に際しては、温泉法により、
都道府県知事の許可が必要になります。

故に掘削前に、掘削申請を行い事前の
手続きを踏んでおく必要があります。

都道府県によって、審議会が開催される回数
が異なりますが、年に1回~4回で、
大体2月、5月、8月、11月の
どれかに開催されることが多いです。

弊社では、温泉を掘ってみたいという最初の段
階から、事業計画の作成に合わせて相談に応
じています。

まずはご連絡をいただければと思います(^○^)/

温泉開発の詳細はこちらをクリックして下さい。

井戸おやじ井戸端会議は如何でしたか?
今回はつい力が入り過ぎてしまい、長くなってし
まいました(≧≦)

感想をツブやいていただければ嬉しいです。
次号は「自家水道についてご紹介します。
お楽しみに!

2020年1月

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