こんにちは!
"メタボ委員長"ことアサノ大成基礎エンジニアリングの
本多純秀(ホンダヨシヒデ)です!
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます!
本年も当ブログ「省エネ対策委員会」を
よろしくお願い申し上げます。
いやぁ、文明の利器ってすごいですよね!
突然申し訳ありません(笑)
実は私、新年最初の出勤中、
電車内にプライベートで利用している
スマートフォンを落としてしまいました!
どうしようか悩んでいたところ、
GPSで現在の位置を確認できることを
思い出しました。
早速会社のPCから現在位置を
確認しようとしたところ、
なんと「紛失モード」なる機能を
発見しました!
これは遠隔操作でスマートフォンに
ロックをかけることはもちろん、
「この電話は紛失中ですので、取得された方は
03-××××-××××までご連絡ください」と
画面上に表示させることできます。
任意の電話番号が入力できますので、
現在連絡可能な番号を記載しておけば、
心優しき方に拾っていただいた場合、
連絡がもらえるかもしれないというものです。
すぐにこの機能を利用し、連絡を待っていたのですが、
なかなか連絡がありません・・・
業務中ですので、GPSの画面に
張り付いている訳にもいかず、
15分間隔程度でチェックしていたのですが、
どうやら誰にも拾われていない様子でした。
というのも、私は普段通勤で
山手線を利用しているのですが、
スマートフォンは酔い潰れた時の私のように
山手線を周回しておりました(笑)
その後、山手線を3周したところで
大崎駅に到着し、そこから
2時間以上ピクリとも動きませんでした。
おそらく誰にも拾われず
車庫に入ったのだと思い、
JRの落し物センターへ連絡し、
現在の状況を伝えました。
数時間後、表示させていた番号宛てに
大崎駅で保管しているとの連絡がありました。
こうしてスマートフォンは無事、
私の手元に戻ってきたのであります。
本当に便利な時代になりましたよね!
(まあ落とさないのが一番いいのですが・・・)
前置きが長くなりましたが、今回は
このスマホやタブレット、いわゆる
「スマートデバイス」と呼ばれる機器が
工場の省エネやコスト削減に活用できないか?
ということを考えてみます。
①スマートデバイスとクラウドサービスの活用
スマートデバイスの活用を考える際、
切っても切り離せないのが
クラウドの存在です。
クラウドとは簡単に言うと
データをパソコンや携帯電話等の端末に
保存するのではなく、インターネット上に
保存する方法のことです。
これによりフラッシュメモリなどの記憶媒体を
使用せずとも外出先などで
データの閲覧や編集をすることができるようになります。
また、その編集内容はインターネット上に
保存されるので、外出先から
戻ってきた際、パソコンでそのデータを閲覧すると
すでに編集されている状態となっています。
スマホを紛失した場合を考えてみると、
私の場合、幸いスマホは戻ってきましたが、
仮に戻ってこなかった場合、新しい端末で
クラウドに保存されたデータを引っ張ってくれば、
すぐに以前と同じ状態で
新しいスマホを使用することができるのです。
では、スマートデバイスとクラウドサービスが
どのように工場で活用できるのでしょうか?
例えば、在庫管理や設備点検など、
これまでは紙ベースの点検簿でチェックし、
事務所に戻ってパソコンに打ち込む
といったような作業が、その場で
タブレットを使って打ち込めるようになります。
写真などの映像データも
カメラ機能付きのタブレットと
クラウドを利用すれば、
デジカメで撮った映像をプリントアウトし、
手作業で帳票に張り付けるといったような
手間が省けるようになります。
このように各種点検業務の
効率化、迅速化、省力化を図ることが
可能になるのではないかと考えられます。
また、その場で見ながら結果を打ち込めるので
チェック漏れが少なくなり、
報告結果の精度・品質向上にも
繋がると思います。
②スマートデバイスとAR技術の活用
最近、AR技術という言葉をよく聞くように
なってきました。
ARとは「Augmented Reality」の略で
日本語では「拡張現実」と呼ばれています。
リアルタイムで映し出されている映像に
絵や文字などを追加して
現実に見えている以上の
情報を付加させる技術のことを言います。
広義では視覚情報以外にも
音声による聴覚情報や
匂い等の嗅覚情報などの五感情報を
補うものも含まれます。
事例を見てみると、富士通の沼津工場では
タブレット端末とAR技術を冷却水ポンプや
冷凍機などの点検・保守業務に活用しています。
FUJITSU HP 「スマートデバイスによるワークスタイル変革を支える情報活用ソフトウェア」
タブレットをかざすだけでマニュアルや作業手順、
保守履歴などをその場で確認することができるなんて
すごいですよね!
これにより作業の正確性の向上や
人的ミスの防止を実現したそうです。
また、現場での情報活用の推進により
トラブル対応時間が6分の1に短縮、
ヒヤリハットも60%削減したそうです。
AR技術は作業の正確性やミス防止に加え、
熟練技術者の経験やノウハウを
「見える化」することができるので、
技術の伝承やスキルの向上及び平準化にも
役立つようです。
以上、工場でのスマートデバイスの活用について
書いてみましたが、いかがだったでしょうか?
この分野はまだまだ発展途上だと
思いますので、今後の技術向上に
よって、更なるスマートデバイスの
活用方法が生まれてくるかもしれませんね!
では、次回もお楽しみに!
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