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省エネと補助金in工場

こんにちは!

"メタボ委員長"ことアサノ大成基礎エンジニアリング
本多純秀(ホンダヨシヒデ)です!

私には1歳8カ月の娘がいるのですが、
最近は色々な単語を覚え、少しずつですが
言葉による意思疎通ができるようになってきました。

いろんな歌も歌えるようになりましたし、意味が分かって
いるのかはわかりませんが、数も10まで数えることが
できるようになりました。

子供の成長を見守るのは本当に楽しいです!

好奇心もかなり旺盛で、家中をドタバタと走り回っており、
最近は、階段の昇り降りにも興味を示しています。

ただ、昇りは一人でなんとか這い上がっていますが、
さすがに降りるのは一人では危なっかしいので
手を繋いで降りています。

やはり新たなことにチャレンジするには、
他からの補助が必要ということですね

ということで、かなり強引ですが今回は、
工場の省エネ対策に関する補助金
ついて書いてみます。

根本的な話になるのですが、補助金に似たような言葉で
助成金」というものがあります。

皆さんはこの二つの違いを御存じでしょうか?

私は知らなかったのでちょっと調べてみました。
その結果は「明確な違いはない!」ということです。(笑)

「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律」
(昭和30年8月27日法律第179号)

においても、両者を明確には定義しておらず、
また、同様の性格を持つものも多いので、
法令上の違いは無いようです。

ただし、一般的には採択数が限られていたり、交付金額の総額が
あらかじめ決まっていたりするものを「補助金」、
要件に合えばほぼ受給できるものを「助成金」と
分類することが多いようです。

イメージとしては「補助金」は新技術や新たな社会的意義
創造する事業を支援するために交付されるものであり、
「助成金」は雇用保険を原資とし、主に雇用関係に
交付されるものといったところでしょうか。

今回の記事では、「省エネ」という性格上、上記の「補助金」の
性格が強いので、便宜上、補助金・助成金ひっくるめて
「補助金」と記載することにします。

前述しましたが、補助金申請をお考えの方は
補助金は要件を満たしていても必ず貰えるとは限らない!
ということを覚えておかなければなりません。

一般的に補助金は公募制で、制度ごとに申請できる
期間が決められています。
1カ月程度しか公募期間がないものが多く、
公募情報を細かにチェックすることが重要です。

また、補助金には税金が投入されており、それぞれの
制度ごとに予算が決められています。

ですので、申請された事業の中からいくつかの
事業が採択(制度によっては採択件数が1件など、
採択率がかなり低いものもあります)される、
いわばプロポーザル形式が一般的です。

採択にあたっては制度ごとに実現性重視、独自性重視、
先端性重視など、評価ポイントの基準が異なります

このことから、それぞれの補助金の目的を詳細に把握し、
それに見合った申請書を作成することが採択の可能性を
上げるために極めて重要であるといえます。

次に、補助金を受けることによってどのような
メリット・デメリットがあるのか考えてみましょう。

補助金は融資とは異なり、返還する必要がないので、
事業者にとって経済的な負担が大幅に軽減されることは
言うまでもありません。

省エネ推進企業」として企業イメージの向上にも寄与します。

また、事業者にとってはデメリットかもしれませんが、補助金が
支給されるのは事業者から施工業者へ工事費の支払が
完了した後ですので、施工業者にとっては、確実かつ早期に
工事費を回収できるというメリットがあります。

金融機関にとっても、焦げ付く可能性が非常に低い融資を
行うことができるというメリットもあります。

一方、デメリットとしては、申請が採択される前に発注ができない事や、
施工計画を厳守しなければならないため施工時期がかなり限定される
という点が挙げられます。

また、申請にあたり、膨大な申請書類を作成しなければならず、
煩雑な事務作業が発生すること、このような労力をかけたにも
拘らず採択されるか否かは不確実であることも
デメリットとして挙げられると思います。

さらに、事業者が補助金を活用しない大きな理由としては、
そもそもどんな補助金制度があり、どれが最も適した補助金
なのかわからないことが挙げられるのではないでしょうか。

具体的な補助金制度の紹介は次回以降に書くことにしますが、
調べてみると、様々な機関から様々な補助金の公募が行われており、
似たような補助金制度がいくつもあります。

採択数が限られているのであれば、複数の補助金を
申請したいと思う方もいるかもしれません。

このような場合、公募期間が重なっているものでも
重複して申請することは可能です。

ただし、仮に一つの目的で複数の補助金に採択された場合、
どれか一つを選択し、その他の補助金は辞退しなければなりません。
補助率や補助金額が大きなものを選べば良いだけなので、
これはうれしい悩みですね。

また、公募が終了したものでも、二次公募、三次公募
可能性があることに加え、翌年に同じような補助金
公募される可能性もありますので、先程も書きましたが、
補助金申請を考えている場合は、情報を細かく
チェックする必要があります。

というわけで、工場の省エネ対策に関する補助金について
制度の概観を書いてみましたがいかがでしたか?

次回からは具体的にどのような補助金があるのか
書いてみたいと思います!

それでは、次回もお楽しみに!
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