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新しい工場の立地場所を考える

こんにちは!

"メタボ委員長"ことアサノ大成基礎エンジニアリング
本多純秀(ホンダヨシヒデ)です!

年末が近づいてまいりましたね!
「師」も忙しくて走り回るという「師走」ですが、
私も走り回っています!
「師」ではありませんが。。。

そんな訳で、ブログ更新が、少し、滞っていましたが、
また、再開しますので、みなさま、よろしくお願いします!

さて、先日、あるお客様から、
「新しく工場を作る計画があるので、相談に乗ってほしい」
とのご要望を頂きました。

何でも、工場の生産が追い付かないので、
工場を増やしたいとのこと。
うらやましい話ですねぇ。

場所は、ある地域の高速道路インターから10km圏内くらい。
いろんなところに問い合わせて、複数の候補地を
ピックアップしているとのこと。

事業に多量の水が必要なので、
コスト削減のため、井戸水が汲めるところを
教えてほしいとのご要望でした。

じゃあ、ちょっと見てみましょうということで、
まずは、地下水規制の有無と地盤条件をチェック。

候補地は3市に分かれていたのですが、
なんと、それぞれ、地下水規制等が
違っていました

A市は、大変、規制が厳しく、
ほとんど井戸水を汲むことができません。

B市は、A市程ではないのですが、
規制により、汲める量が制限されており、
使いたい水の量の半分くらいしか
汲めません。

C市は、規制はありませんが、
B市と隣接する場所以外は、
岩盤の地盤で、地下水自体がない地域。

お客様がピックアップした候補地は、
いずれも、期待どおりの地下水が
汲めない場所にありました。

お奨めの場所は、C市で、かつ、
B市と隣接するところ。

お奨めの範囲を図面にして、
「是非、この範囲で候補地をお探しください!」
とアドバイスさせていただきました。

お客様は、「いやぁ、相談して良かった!
もう少しでA市に決めてしまうところでした!
もう一度、ゼロベースで候補地を見直しでみます」
とのことでした。

工場は、立地場所によっても、その後の
コスト削減効果が大きく変わってしまう
可能性があります。

今回は、お役に立てて
本当に良かったです。

それでは、次回もお楽しみに!
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2025年8月

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