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工場改善!省エネ対策委員会の目的を再確認する

こんにちは!

"メタボ委員長"ことアサノ大成基礎エンジニアリング
本多純秀'(ホンダヨシヒデ)です!

新年、明けましておめでとうございます!
みなさん、年末年始休暇はいかがお過ごしでしたか?
私は、久しぶりにゆっくりした時間を過ごし、
頭のリフレッシュをさせていただきました。

さて、「一年の計は元旦にあり」ということで、
改めて「工場改善!省エネ対策委員会」
立ち上げた目的について、整理してみます。

多くの工場の方にお会いすると、
みなさん、共通の課題(ニーズ)
お持ちになっているように思います。
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①合理化・コスト削減
現状、日本では工場が多すぎる状態です。
競争力強化のため、海外に生産拠点を移動させれば、
更に、オーバーファクトリーの状態となり、
生産設備の集約等による合理化・コスト削減は、
喫緊の課題となっています

②地震への備え(BCP)
昨年末の政府の中央防災会議の発表では、
首都圏でM7級の地震が30年以内に発生する確率は
70%程度とされています。

一方、東日本大震災での経験から、災害後に、
早期に生産力を回復することの重要性が認識されました。

特に、医薬品、食料品等は、24時間、365日、
生産を止めないことが求められています。

③コンプライアンス・環境CSR
コンプライアンスは、企業不祥事に対する、
マスメディア、消費者、投資家の強烈な批判が
きっかけとなって注目を集めましたが、

近年では、優良企業として生き残る一つの条件として
コンプライアンスが注目を集めています

また、東京都では、CO2排出量の規制について、
第2計画期間(2015~2019 年)の削減義務を、
5年平均で15%削減とするなど、大幅に規制強化されており、
これらの環境面での対応も必須のものとなってきています。

これらの課題、ニーズの解決策として、
リニューアルあるいは移転が考えられますが、
意思決定に必要な情報が整理できていない
企業が多いように思われます。
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意思決定に必要な情報とは、どんなものがあるでしょう?
当然、工場の生産ラインの効率化などは重要な項目ですが、
工場には、生産ライン以外にも、様々な保全対象が
存在しています。

移転・リニューアル計画に当たっては、
これらの情報を正しく評価しておかないと、
いざ実行した時に、想定外の事態が発生し、
最悪の場合は、計画自体が途中で
頓挫してしまう場合もあります。

■生産ライン以外の検討事項の例
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大企業であれば、それぞれの分野の専門家がいて、
プロジェクト・チームを立ち上げて計画を立案するのでしょうが、
そんなことができる企業は、そうはありません。

管理部門の役員やスタッフの方が、
慣れない専門的な事項を
苦労しながら勉強し、検討している場合が
多いように思います。

本ブログは、そんな管理部門の方々に、
建物・土地・インフラの視点から、工場の課題
解決するために役立つような情報を
発信することを目的として立ち上げました。

今年も、みなさまのお役に立てる情報を
お届けしていきたいと思いますので、
今後とも、よろしくお願いします!

それでは、今年もよろしくお願いします!
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